患者さんのリハビリテーションを行っていくうえで悩むこと。それは
リハビリプログラムどうしよう・・・目標決められない・・・
新人さんや学生さんもですが、何年経験してても内容に悩むことはよくあります。
経験を積んでいくと、色んな患者さんをみていくので考え方のバリエーションは増えてその悩みは早く解決できるようになっていくんですけどね。
私も学生時代まったく何をやったらいいかわからず混乱していました。
経験していく中で何となく勝手はわかってきますが最初は全くわからないですよね・・・
特に学生さんや新人さんは(泣)
本記事では目標の立て方、考え方について解説していきます!
まずは情報収集
情報収集の方法はおおまかに「書類上での確認」と「患者さんや家族へ直接聞く」この2つがあります。
書類には検査データとかも乗ってますが、目標を立てていくうえではとりあえず気にしなくて良いです。運動プログラムを決めていくとなったら運動負荷を考えないといけないので気にしますが・・・
私は情報収集をしていくうえでこれが一番大事、そこが把握できればOKだと思っています!それは、
今までその人がどういう人生を生きてきたか
これからどういう人生を生きていきたいか
これを理解できると考えていきやすかなと思います。
情報収集のポイント
様々な情報がありすぎてどこを拾ったらいいかわからないと思うのでまずは
「病前」「今後」「現状」
この3つポイントを捉えられるように考えていきましょう。
病前
- 趣味
- 家庭内での役割
- 家庭環境
- 一日の過ごし方
- 仕事は何をしていたか
等、このような今までの生活の事です。
今後
患者さんや家族と関わりつつ直接聞いて「これからどういう生活をして過ごしていきたいか」を確認していきます。
こちらの今後の患者さん目指す部分をしっかり理解できるとリハビリは進めやすいかと思います。
現状
病気やけがによる現在の身体状況を確認します。先生の診断や機能評価を含みます。
目標の具体例と考え方
具体例をあげて考えていきます。
①病前:主婦で自宅内の家事をすべて担っていた。
②今後:今まで通り家の事をやりたい。
③現状:骨折により、脚の筋力と全身の体力が低下しており、支えがないとふらつく。
上記の例からまず疑問点を考え、洗い出していきます。
家の中の事、家事って具体的に考えていくと
料理、洗濯、掃除 など・・・家事といっても色々な例が出てくると思います。
料理中は皿を持って移動するかもしれないけどふらつきは大丈夫かな?
洗濯物干しでは立ったりしゃがんだりしながら動いてたかもしれないけど立ち上がれる筋力はあるかな?
など想像をはたらかせて疑問点を抽出していきます。

現状(③)では「ふらつく」ため筋力体力ともに低下していると予測でき、そのために筋力強化訓練やバランス訓練を行っていけばこの問題は解決できるのでは?という考えになります。
簡単にまとめてしまうと、目標は「家事ができるように筋力や体力をつけて、転倒しないバランスを身につける。」という感じになるかなと思いますね。
まとめ
目標の立て方はなんとなくイメージがつかめたでしょうか?
患者さんの人生や考え方、生活史の理解を深められるようになるともっと簡単に考えられるようになると思います。患者さんは人間であり、これからも生きていきます。身体機能をみるのも大事ですが、患者さんの人生を考えてあげられるようになるとより良いアプローチをしていけるのではないでしょうか。


