働く場所によってリハビリはどう違う?

リハビリ

リハビリの仕事といっても、職場は一つじゃないですよね。職場によってリハビリでの目指す方向性ややり方も違ってきます。

今回は様々な職場を経験してきた私が考える働く場所によるリハビリ内容の違いについて解説していきます。場所によって細かな違いはありますがおおまかなイメージとして捉えてもらえればと思います。

病院

急性期病棟

術後の病状の回復を目指します。ベッドからまず起き上がれたり、歩き出せるよう基本動作の回復を目指します。年齢層は全年齢が多い。骨折や麻痺の方は動き始めなので介助量が重かったりします。初期段階で体を動かしていくのはとても大事なので重要性高いです。バイタルの変動も大きかったりするのでリスク管理は必須となります。

回復期病棟

急性期を経て、自宅に戻る前の身体機能の回復を図るのが主になります。歩行、階段昇降、自宅内での家事を想定した動作などリハビリの幅が広がります。退院後の自宅環境や社会環境を考えてリハビリを組まなくてはならないため情報取集が大事です。年齢層は高齢者が多め。若い方は急性期のみでも帰れる人が多くなり通院メインになったりします。回復期は花形でにぎやかなイメージがありますね!

療養病棟

状態は安定しているが医療的処置(酸素投与、経管栄養、褥瘡、吸引、気管切開など)が必要な慢性期の患者様に対し身体機能の維持を図ります。状態が大きく変わらない方は多いですが自分で異常を訴えられない患者様が多いため、細かな変化を見逃さないリスク管理は必要となります。呼吸状態、皮膚状態の変化など気を配る必要があります。

介護老人保健施設

病院の医療保険と違い介護保険分野となります。病院を退院したけどまだ身体機能に不安がある人、年齢による機能低下で自宅での生活が困難になってきた人が自宅に戻るためのリハビリを行います。期間は3~6か月と決められていますが現状は何年も施設にいる方も多いです。場所によってはそのまま看取りもやっているところもあります。病院と比べるとリハビリの回数は減りますので居室環境の調整や生活の中でリハビリを取り入れていくのが重要となります。

デイケア(通所リハビリ) 

要支援・要介護認定を受けた方が日帰りで通い、自宅での生活が良くなるようにリハビリを行います。自宅生活は何とか出来ているが、階段が登れない、外出する体力がない、食事や入浴動作に不安が残るなどの方が訓練を受けます。利用者の方の在宅環境の把握が重要となります。室内なら意外と動ける方も多いので介助量は少なめです。自主トレの提案など在宅でも出来るような運動の提案も行ったりします。

訪問リハビリ

病院からの退院後や加齢による廃用症候群などで在宅生活に不安がある方が利用します。自宅に訪問してリハビリを行います。毎日訪問できるわけではないので、身体機能や情報のスタッフ間の共有が重要となります。自宅環境に合わせたリハビリや屋外歩行、公共交通訓練なども行います。一人で訪問するためリスク管理などは気を付けないといけませんが、自分のペースで進められるため一人が落ち着く人にとってはいいかもしれません(笑)

まとめ

おおまかに説明しましたがなんとなくのイメージはつかめたでしょうか?

やってみたいリハビリや知識の習得、患者様への関わり方、自分が働きやすそうな環境など職場によっても様々あるので、ひとつの場所に限定せずに色々と見てみるのも良いと思います。私は色々と経験しそれぞれの場所で得られるものや色んな考え方を知ることが出来たので結果としては良かったと思っています。雰囲気とし馴て染めない空気の所もありましたけど…(笑)

職場は一つじゃないので自分の合うところを見つけて働ければそれで良いと思っています。最初から自分に合う職場で長く働けたら最高ですけどね!!

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